ca5memo

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Maker Faire Tokyoのスポンサーの変遷に見るIoTとか言われているモノ

なんか色々イライラしたので書いてみた。

僕のイメージだとIoTって言葉はもうとっくに下火になったイメージがあったんですが
なんかたまに蒸し返したりする人が世の中にいるらしいんです。
蒸し返す前にさ、一回ググってみようよ。

MakerFaireってなんなのさ

ここ最近遊びに行き始めた自分が語るのもなんですが、
MakerFaireというのは個人から企業まで色んな人が自作のロボットやらなにやら怪しげな機械を持ち寄るDIYのお祭りです。
アメリカのMakezineって雑誌発のイベントで、日本でも2008年くらいからやってたらしいです。

参考: メイカーズムーブメント - Wikipedia

自分は漠然と興味はあってmakezine.jpをたまに読むくらいな感じだったんですが、
2014年に始めて縁もあったりして行くことになりました。

そう、IoTって言葉が流行りだした頃です。

2014年のMakerFaireって何か違ったの?

ここで前年の2013年とスポンサーを比較してみましょう

電子工作やる人ならきっとおなじみのSwitch Scienceやら、
この年にlittle bitsを出したKORGあたりが目立ちますね。
ざっくり、パーツ屋さん & 楽器屋さん ってところでしょうか

  • 2014年

makezine.jp

急にGOLDSMITH SPONSORSによく見慣れたあの会社が飛び出してきます。
Googleです。
webの会社がMakerに出る、なんて多分それまでの発想ではなかったんじゃないでしょうか。

この時のGoogleの展示はWebMusicHackathonの展示や、3Dプリンタや自作ロボット等
一見 あれこれGoogle関係あるの? という風に見えるけど実はサーバサイドやブラウザでGoogleが関わってるよ と言った感じのアプローチでした。

これがきっかけで自分みたいなwebプログラミングくらいしかやったこと無い人間にとっても
MakerFaireは十分楽しめるイベントなんだな、と感じました。
こういうwebとモノづくりの距離が近くなるのがIoTなのかなと。

製品化が進んだ2015年

makezine.jp

今度はYahoo!myThingsを引っさげてやってきました。
さらに前年度プロトタイプだったSonyのMESHが製品化されたり、
MicrosoftWindows for IoTを紹介してたり、
いろんな企業でIoTってワードに対してに向き合う形が決まってきた年だったんじゃないでしょうか。

さようならweb, さようならソフトウェア 2016年

makezine.jp

GoogleMicrosoftがスポンサーから消えました。
IoTというワードは増えたものの、どちらかと言うとwebやソフトウェア側な企業よりも
もともとハードウェアを作っていた側の企業側が使っている印象です。
これはインターネット側からのIoTへのアプローチは一通り終わったってことじゃないでしょうか。

さようならIoT

だからもうインターネット界隈ではとっくにIoTって死語だし死後だと思うんです。
いまさら、ハードウェアも持ってないのにIoTビジネス始めようなんて人、近くにいないですよね? いるとしたら、僕はとても悲しいです。